NURO光は下り最速2ギガ(2018年現在は6GB、10GBのプランもあり)と他の光回線より安い料金が受けて、爆発的に加入者を増やしています。実際、RBBの速度調査や価格コムやオリコンの顧客満足度調査でもNo.1を連続で取っています。

ただ、私自身も契約する際にいい口コミだけでなく、悪い口コミや評判、注意点を確認しておきたかったので、知恵袋などをチェックして気になった事を、NURO光のサポートセンターに電話で問い合わせてみました。

現在はNURO光を契約していますので、一利用者の視点からNURO光のネガティブな評判・注意点等を中心に思うところを書いてみました。

1、NURO光の悪い評判7つと利用者視点での感想

かなり長いですので、関心がある項目をクリックして読んでみて下さい。

1、工事に関して

NURO光(So-net)の方と食事をする機会があったので聞いてみたところ、最も問い合わせが多いのが工事内容と期間についてのようです。戸建てはほとんどのケースで3週間以内に終わるのですが、マンションですと時間がかかる事があるようです。

実際にAmazonのレビューを見た感じでも、☆1つや2つの低評価を付けた方のほとんどが集合住宅での工事関連です。

1-1. 工事に関する評判・口コミ

口コミ1:集合住宅の場合、電柱→マンション内共用スペース(=電話用のMDF(主配線盤))に光ケーブル引き込みのPTを設置するらしいのですが、うちの場合、スペースがあまりなく、PTを設置できるか微妙だとの事でした。申し込みから、2週間後に宅内工事担当者が来て、そう告げました。PTが設置できないときはNUROは設置できなとのこと。できた場合は後2週間以上かかるとの事でした。

口コミ2:引っ越し先のマンションでは、開通できないことが訪問工事の時点で判明。構造的に難しいらしいです。工事費用は工事が発生していないので無料でした。

口コミ3:屋外工事の当日線を引き込む段階になって近所でNUROを契約している人が全くいないためケーブルが近くに来ていないということで延期になりました。結局2週間近く後に再工事になり、開通が遅くなりました。それくらい事前調査で分かるだろうが。
※上記3つの口コミはAmazonより引用

1-2. 工事が遅れる主な理由

私の場合は一戸建てでしたので、申し込みから開通まで20日でした。問題が起こるケースのほとんどが、マンション(集合住宅)のようです。遅れる理由として多いのが以下のケースだとNURO光の方に伺いました。

  • MDFに空きがない、配管が細いなどマンションの構造上の問題
  • 物件まで電線(電柱)が来ていない
  • 電線は来ているが領空権等の問題で電線を物件に引き込めない
  • 河川や線路近辺で物件に電線を引き込む事ができない

NURO光は宅内工事(So-net)の宅外工事(NTT)2回の工事をしますが、1回目の宅内工事が完了した後に、NTTによる宅外工事があるのですが、マンションの構造等の問題で工事ができないケースがあるようです。

NTTの調査が入った後に工事ができないと判断した際に、連絡が一切いかずに数ヶ月経つケースもあるそうです。これはNTT側の問題なのですが、待っても工事の連絡が来ない場合はNURO光のサポートに連絡を入れて確認させることをお勧めします。

NURO光の工事内容詳細や気を付ける点については、私が工事をした際の事なども併せてこちらのページにまとめました。

2、途中解約する際の工事費の残債に注意

更新月に別のに乗り換えようと思い色々調べたところ違約金はかからないのですが工事費の残債があるとのこと。更新は24ヶ月毎、工事費の残債が30ヶ月分、つまり最初の更新時に工事費の残債が残るようにできているのです。更新せず解約すると工事費残債で1万円ほどかかります。引用元:Amazon

NURO光の工事料金40,000円を無料にするには、2年契約が条件です。2年契約する事で月額4,743円の中に導入時の工事費も含める事ができます。

具体的には、月額料金の4,734円に、工事費40,000円を30ヵ月に分割して支払う料金(毎月1,333円)が足されるのですが、キャンペーンで工事費分1,334円を減額し、30ヶ月利用すれば工事費の負担はなくなるシステム(ドコモなどでスマホを買った際にスマホの端末料金が無料になるのと同じ原理)です。

ですので、30ヶ月利用せずに解約した場合、工事費を払いきっていない扱いとなり、残存月数(30ヶ月-利用月数)×1,334円が請求されます。

契約更新月(25ヶ月目)に解約すると工事費の残債が残る

また、2年契約ですので24ヶ月以内の解約には、解約金9,500円が同時にかかります。例えば24ヶ月利用後に解約した場合、解約手数料は0円ですが、工事料金の残額が(30ヶ月-24ヶ月)×1,334円の8,004円かかります。

ただ、このシステムはフレッツ光、auギガ得も全く同じ仕組みですので、光回線を利用する以上割り切るところだと思います。また、NURO光は新規加入すると35,000円のキャッシュバックをもらえるキャンペーンを行っている分、他の光回線より料金的な条件はいいかと思います。

NURO光公式サイトと申し込み先別キャッシュバック金額一覧表

3、速度に関する評判口コミ(実測2Gbpsは出ない)

NURO光の速度に関して悪い評判、口コミはAmazonや価格コム等を調べてもほとんど見当たりません。時々聞くのが、NURO光は下り2Gbps(2048Mbps)と言うのに2Gbps出ないという声や、Wi-Fi接続でNURO光側でなくスマホなどWi-Fi端末の問題であるケースが多いです。

実際のところ最大2Gbpsと言っても、2Gbps出る事はまずありません。ネットの最大速度表記はベストエフォート値ですから、その半分も出れば超優秀な回線です。また、100Mbps出ていればほとんど不便はありません。私がスピードにさほどこだわらない理由

ネット上の口コミでも800Mbps出たという方もいれば、100Mbps前後と言う方もいました。私も時間帯にも寄りますが有線(ローカル接続)で400~900Mbps前後出ています。

3-1. 取り付けるONUでも差が出る

下り最大2Gbpsという数字は有線LANでの測定値(ベストエフォート値)で、Wi-Fi接続の場合は、工事の際に取り付けるONU(無線LAN機能付き)の型番(端末)で最大速度が変わります。

2018年現在は、最大450Mbpsと最大1300Mbps対応の2種類があり、工事業者がそのとき持っているONUを設置します。

ONUの型番は、
最大450Mbpsまで対応:F660T、HG8045j、HG8045D
1300Mbps(IEEE802.11ac)対応:F660A、HG8045Q

ONUの種類、それぞれの特徴や端末の交換方法等は下記のページにまとめています。

4、代理店絡みのトラブル

NURO光もフレッツやau光ほどではないですが、プロバイダ以外に代理店も営業をしています。

この代理店で契約した時にトラブルが起こる事が多く、実際に知恵袋や、掲示板などを見ると悪い評判の大半が代理店との契約、特にキャンペーンや有料オプション絡みのもので、ほとんどの方が代理店と正規プロバイダ(So-net)の違いをよくわからず契約している感じでした。

NURO光の代理店は電話営業の他、自宅への訪問営業等を行っています。私も営業を受けた事がありますし、アンケートなどを取ると代理店経由で契約してしまったという回答が来ます。NURO光代理店による電話営業、勧誘手法とその際に確認すべき事

4-1. トラブルの具体例として多かったのが
  • キャッシュバック金額を全額もらうためにはLTEやその他、毎月料金がかかるのオプション契約が必要
  • 請求書を見て初めて有料オプションに加入している事に気が付いた。
  • キャッシュバックを受け取るための手続きが複雑(事前説明なし)でもらい損ねた
  • キャッシュバックをもらえる時期を明記せず濁された
  • NURO光を解約したあと、オプション契約が解約されておらず月額を取られ続けていた

プロバイダと直契約ではなく、代理店を挟んで回線契約をする際にトラブルが起こりやすい事は、以前au光を契約した時に経験していましたので、代理店に関しては電話をかけて入念に条件を確認しました。

私が調べた限りでは、NURO光に関してはプロバイダのSo-netから申し込んだ方が代理店申し込みより条件がよかったです。

探せばいい代理店が見つかる可能性はありますが、トラブルを避けるために確認すべき事が多いため、特に初めて契約する方や、面倒は嫌なので安全に契約したい方は代理店を挟まず、So-netの公式サイトから契約した方が安心だと個人的には思います。

5、使えるエリアが狭い

NURO光は、フレッツ光の回線(電線)を利用しているのですが、フレッツ光が来ていればどこでも使える訳ではなく利用できるエリアは限定されています。エリアが狭いというのは、NUROの回線(電柱の電線)が届いている地域が狭いという意味です。

2017年4月以降は、関西や東海エリアでもサービスが開始しましたが、自宅が利用可能かどうかは公式サイトで確認が必要です。

6、地デジ対応ができない

関東エリアでは2018年4月からフレッツ光のひかりTVの契約ができるようになったため、地デジ、BS、CS放送いずれも見られるようになりましたが、関西、東海エリアではそのサービスが始まっていません。

ですので、例えばフレッツ光やeo光、ケーブルテレビなどで地デジサービスをつけていて、NURO光に乗り換えた場合、自分で地デジ対策をする必要が出てきます。

また、関東の方もひかりTVの契約はできますが、ひかりTVを契約し続ける限り月額料金が毎月発生し続けるコスト面に留意がいります。

7、転居時の新規契約

引越しした際は、一度解約をして引っ越し先で再度契約する流れが基本です。ですので、2年(マンションは3年)以内の解約には解約金+導入工事費の残債がかかります。

※2018年6末までは引っ越しキャンペーンをやっているようです。

  • 契約解除料 9,500円 → 無料
  • 工事費の残債 → 無料
  • 契約事務手数料 3,000円 → 無料
  • ご利用料金 → 30ヶ月1,334円割引

NURO光開通から数ヶ月で引越した場合、このキャンペーンのメリットは大きいですが、2年を近く使ってからの転居であれば不要かなと思います。

NURO光は新規入会キャンペーンを2回目の契約でも使えるため、35,000円のキャッシュバックと、引っ越しキャンペーンのどちらを使った方がメリットがでるか考えて得になる方を使うといいでしょう。

NURO光のポジティブな評判

1、NURO光は速度が速い(回線品質がいい)

下り最大2Gbps(2048Mbps)、上り最大1Gbpsの通信速度が売りです。パソコンのスペックやLANケーブルなど利用環境にもよりますが、有線接続すれば1Gbps(1024Mbps)近い速度でインターネットをすることが可能です。

実際に価格コムやTwitter等でNURO光のクチコミを見ると「ネットの速度が速くなった」という投稿をしている方が多いです。私自身もネットのスピードを測ると300Mbps~環境によっては900Mbps近く出る事もあります。下の画像が先ほど測った時の記録です。速度も速いですがPing値が3msと言うのは相当優秀です。

<私が測定した結果(PC 有線接続)>

1-1.NURO光のスピードを証明する客観的なデータ

NURO光はRBB SPEED AWARDで2017年(2018年発表)の固定回線部門(有線、Wi-Fi両方)で1位を取っています。これで2015年~2017年まで3年連続で1位です。


RBB SPEED AWARDとは?

インターネットの実測チェックツールであるRBB SPEED TESTを利用した人が実際に出した数値1年分を集計し、実際のスピードが速かったサービスを表彰しています。

上記の通り実際にユーザーが測定した数値の平均を取っているため、業者の恣意性の入る余地がない客観的なデータです。特に固定回線部門では唯一の450Mbps超えと頭1つ抜けています。

1-2. NURO光のスピードに関する評判、個人的所感

他社のインターネットサービスから、NURO光に乗り換えたユーザーからは「速度が向上した」というクチコミが多く見られますが、私も同感です。特にADSLや、イーモバイルのポケットWi-Fiなどから乗り換えるとスピード差を感じられます。私はWiMAXと併用していますがやはりNURO光の方が目に見えて早いです。

NURO光は付属のONUで無線(Wi-Fi)接続したとしても、最大1300Mbpsの速度が出るのでスマホやタブレットでアプリをダウンロードしたり、動画を再生する時も速いです。私の友人はオンラインゲームをする際のラグがなくなったり、ゲームのダウンロード(アップデート)のスピードが3倍くらい早くなったと言っていました。

インターネットの回線で大切なのは、瞬間的なスピードより安定して高速で通信できるかどうかだと私は思います。また、オンラインゲームやデイトレード(スキャルピング)をする人に取ってはPing値も重要です。

Ping値とはネット上で双方向のやり取りをする際の反応速度です。Ping値は低いほどよく、Ping値が高いとゲームや、トレードの注文を入れた際にラグが出ます。10msを切っていると優秀とされます。

私の測定結果ではPing値が3msでしたし、NURO光はNTTの光回線を使っているため、回線の質は高く、私自身も利用していて途中で断線したり、急激なスピード低下が続くような状態になった事はありません。

1-3.もしスピードが出なかった場合の対策もある

ONU(自宅のモデム)まで何Mbpsのスピードで届いているかをNURO光側で把握できていますので、NURO光に問い合わせをして、ONUまで正常な速度で来ているかを確認できます。私も1度問い合わせたことがありますが、ONUまで正常に届いてない場合は、すぐに対処してくれます。

ONUまで正常な速度で来ていてスピードが出ない場合は、ONU以降の自宅の設備やパソコンの問題ですので対処してください

2、月額料金が安くセキュリティ等の無料付帯サービスに強み

月額や導入工事費などコスト面が他の光回線と比べて安い事もNURO光に乗り換える方が増えいている理由でしょう。月額料金は戸建てプラン(7階以下のマンションもOK)で4,743円です。

<関東の主要な光回線の月額料金(一戸建て)>
工事費+月額料金の合計で見ると主要な光回線の中でNURO光が最も安い上に、速度は最速です。

 NURO光フレッツ光auひかりドコモ光
月額料金4,743円5,400円5,200円5,200円
最大速度下り 2Gbps
上り 1Gbps
下り 1Gbps
上り 1Gbps
下り 1Gbps
上り 1Gbps
下り 1Gbps
上り 1Gbps

月額4,743円の中に、プロバイダ料金、導入時の工事料金、セキュリティソフト等の無料サポートが含まれています。また、NURO光のひかり電話はソフトバンクテレコムの電話回線を使っているため、ソフトバンクのスマホを利用していると通話料、基本料金の両方を落とせる可能性が高いです。

料金・サービスに関する客観的なデータ 評判

料金やサービスの評判ですと、JDパワーと言う調査機関が毎年行うインターネット回線の満足度調査の最新の結果で、NURO光は関東部門で1位、全国の光回線の中で最高得点を出しています。

JDパワーの調査は約1万人の利用者を対象に「通信品質」「提供サービス」「各種費用」「サポート」の4項目を調査した結果を点数制にして公表しています。参照:J.D. パワー 2017年日本固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度調査

3、キャンペーン特典がいい

NURO光を新規で契約した場合は、キャンペーンとして35,000円のキャッシュバックを受け取る事ができます。

フレッツ光や、au光なども加入時に最大60,000円のキャッシュバックなどを打っている代理店もありますが、キャッシュバックを最大金額もらうためには、指定商品の購入や、有料のオプションプランへ複数加入するなどの条件がつき、オプション料金をつけると結局は大したキャッシュバック金額にならない事が多いです。

NURO光の場合は、NURO光の公式サイトから申し込むと、2年間の利用期間の縛りがつきますが、オプション契約等は不要で35,000円のキャッシュバックがもらえます。ただし、注意点として、NURO光も申し込み先(So-netかその代理店か)によってキャッシュバック金額や受取の条件が変わります。NURO光 申し込み先別のキャッシュバック金額一覧表

4、電話はMNP可能、地デジBSにも対応

4-1. 電話サービス有 基本的に今まで通り使える

NURO光にもひかり電話があり、今使ってる番号をそのままNURO光でも利用(MNP ナンバーポータビリティ)する事ができます。もちろんNURO光を解約した際に、今使っている番号を次の電話回線に移動する事もできます。

4-2. ひかりTVに加入できるため地デジ対応可能

2018年より関東地区限定ですが、NURO光のネット回線でも、フレッツ光のひかりTVに加入する事ができるようになりました。

月額がかかると言うデメリットはありますが、今までNURO光の鬼門であった地デジ対応ができるようになりました。BS、CSも別料金ですが見られますので、ケーブルテレビからの乗り換えをしてもテレビサービスの質を落とす事なく、ネットの速度を速くする事ができます。

速度表記に関して知っておきたい事

私がスピードにさほどこだわらなかった理由

インターネットのスピードは、ネットサーフィンやYoutubeくらいの動画ですと、実測値100Mbpsでも、900Mbpsでも体感速度はほとんど変わらないため、個人的にはスピードは特に重要視していませんでした。

100Mbpsと1Gbpsのダウンロード時間の比較


容量

ダウンロード100Mbps

ダウンロード1Gbps
(1024Mbps)

Yahooのトップページ

220Kb

0.1秒以下

0.1秒以下

Youtube 5分

40Mb前後

3.2秒

0.3秒

Youtube HD画質5分

150Mb前後

12秒

1.2秒


※1、Youtubeは動画によって容量は変わりますので大体の平均容量で計算しています。
※2、YahooのトップページはWEBページの中ではかなり容量が重い部類です。

以外と知らない方が多いのですが、WEBページを開いたり、動画を読み込む時間は自分のネット回線のスピードだけで決まるわけではありません。

仮に自分の回線が2GB出たところで、開いたサイト(ページや動画)のサーバー(WEBサイトを保管している場所)の処理速度が2GBのスピードについていかないので、結局は100Mbpsだろうと2GBだろうとページを開くスピードは変わりません。変わってもコンマ1秒レベルの差です。

ベストエフォート値とは?

下り最大〇〇Mbpsと言っても、そのスピードが出る事はNURO光に限らずどのインターネットサービスでもありえません。

これはインターネットのスピードの表記が、最高の環境下(イラストのように他の利用者もおらず、障害物や電波の干渉が一切ない)で理論上出る最大速度だからです。この数値をベストエフォート値と言うのですが、どのネットサービスも表記はベストエフォート値で統一しています。

実際にはベストエフォート値が出る環境で利用する事はできないため、スピードはベストエフォート値の半分も出ればかなり優秀です。

2Gbpsの速度が出ないとはいっても、実測で100Mbpsを軽く超えるNURO光のスピードは、普通にパソコンやスマホ、タブレットでインターネットを使う分には超高速な部類になります。 いずれにしても、「2Gbpsで必ず通信できる」という訳ではない事は知っておくといいと思います。