NTTのアナログ電話からNUROのひかり電話に変えるメリットと注意点

まず前提として、NTTアナログ電話からNUROのひかり電話に切り替えても同じ番号(MNP)で使う事ができますが引っ越しなどで市外局番が変わる場合は当然電話番号も変わります。

また、NURO光で新しく電話番号を作る(新規発番)も可能です。

このページでは私自身が使っているNUROのひかり電話について書いていますが、フレッツ光やauの光電話も基本的に同じですので、NURO以外の利用者も光電話のメリットデメリット等は参考になると思います。

<目次>

NTTのアナログ電話(光電話)からNURO光に切り替える際に必要となる電話加入権の停止、復活の手順についてはこちらのページにまとめています。1分でわかる・MNPに必要なNTT加入権の休止、復活の方法

NTTのアナログ回線からNURO光でんわに乗り換えるメリット

アナログ電話に対する光電話のメリットは大きく分けて3つです。

1、月額の基本料金と通話料が安い
2、電話とネット料金の請求書(支払先)が1つにまとまる
3、スマホとのセット割引が効く(NURO光の場合はソフトバンク系列)

1、月額の基本料金と通話料が安い

ひかり電話に切り替える最大のメリットがこれです。NTTアナログ回線の毎月の基本使用料は、東京や横浜などの3級取得所で在宅用・プッシュ回線を利用すると、月額1,700円。一方、NURO光でんわは、月額料金は500円です。

電話回線 月額 通話料金(固定電話 市内) 通話料金(固定電話 市外) 通話料金(携帯)
NURO光 500円 7.99円(3分) 7.99円(3分) 20~25円(1分)
NTTアナログ 1,700円 8.5円(3分) ~160円(3分) 16円(1分)


通話料はNTTアナログ回線の場合、固定電話同士の通話の場合、市内ならば3分8.5円、60km以上遠方にかけると、昼間は45秒で40円かかります。

一方、NURO光でんわは、国内の一般電話であれば、一律3分7.99円ですが、携帯にかける際はNTTより高くなります。ただし、ホワイトコール24を申し込んでいれば、ソフトバンクの携帯への通話は無料になります。

基本料金、通話料共にNUROの光電話の方が安いため、電話を多くかける方でも、あまり電話をかけない方でも、ひかり電話を利用した方が1ヶ月の電話にかかるコストは安くなります。

ネット契約と併せて考えると

インターネットと電話を両方契約している世帯の場合、毎月の月額は以下のようになります。

月額

ネット料金

ネットの速度

合計料金

NURO光

500円 4,743円
プロバイダ料金込
ダウンロード最大
2GB(2048Mbps)
5,243円

NTTアナログ

1,700円 3,340円
+プロバイダ料金
ダウンロード最大
47Mbps
5,040円
+プロバイダ料金


※ADSLのプロバイダ料金は700円~1,200円前後です。NURO光は月額4,743円にプロバイダ(So-net)の料金が含まれています。また、ADSLに関してはNTTが2016年6月以降は新規加入を受け付けない旨を発表しています。

前述したとおり、通話料もNUROの方が安くなるため、利用料金はネットを含めてもNURO光にまとめた方が月額料金も安くつきますし、ネットの速度も光回線であるNURO光の方が当然早いです。

NURO光に申し込む際に、キャッシュバックと工事費が実質無料になるキャンペーンを利用すればさらにコストを落とせます。

ただし、NUROのひかり電話はインターネット回線をNURO光で申し込んでいる事が前提となるため、インターネットを使わない世帯はNTTのアナログ電話を使った方がいいでしょう。

2、電話とネット料金の請求書(支払先)が1つにまとまる

NTTアナログ回線の固定電話を使っている場合、利用する回線やプロバイダによっては、各社がそれぞれに料金を請求する(複数社から請求書が来る)ため、毎月の電話とネットのコストを把握しにくかったです。

一方、NURO光でんわにすることで、電話とネットの請求が1本にまとまるため毎月の通信コストを把握しやすくなります。

3、スマホとのセット割引が効く

NURO光のひかり電話を契約すると、ソフトバンク系列のスマホ、固定回線との通話料金が無料(ホワイトコール24)と、ソフトバンクのスマホの月額料金を500円~2,000円落とせます(おうち割 光セット)。

具体的にいくら安くできるか、申し込む前の注意点などは、おうち割 光セット、ホワイトコール24のメリットと注意点にまとめました。

ちなみにフレッツ光とauひかりにも光電話のサービスがあり、フレッツ光はドコモ系列、auひかりはau系列のスマホとのセット割がききます。

NURO、フレッツ光共に同じNTTの回線ですが、どちらかで悩んでいる方は参考にしてみて下さい。NURO光とフレッツ光を4つのポイントで比較

NTTアナログ回線からNURO光でんわに乗り換えるデメリット(注意点)

1、停電時にはNURO光でんわを利用できない

これは、NURO光に限らず光電話すべてに言えることですが、停電になると、NURO光でんわは通話できなくなります。

一方、アナログ回線では停電時でも微弱ですが、電話線から電気を拾う事ができるため通話はギリギリできたはずです。

ただし、電話機によっては、電話線からの微弱な電気では動かない可能性があります。思わぬ災害の際の緊急連絡用として考えるのであれば、現在利用している電話機が、停電していても使えるかどうかをチェックすることをオススメします。

2、ナンバーディスプレイなどのオプションに工事費がかかる

基本料金が安い代わりに、NURO光でんわは、オプションをつける際に工事費1,000円がかかります。電話オプションと言えば、相手の電話番号が電話機に表示されるナンバーディスプレイを利用している方も多いと思います。

例えばこのナンバーディスプレイ、NURO光でもNTTのアナログ回線同様の月額400円で利用できるのですが、初回に工事費が1,000円かかります。その工事費1,000円分は、申し込み時に3万円のキャッシュバックキャンペーンがあるためそれを上手に使って相殺したいところです。

また、基本料金、通話料金共にNTTアナログ回線より安いため、料金で考えるのであればNUROの光電話の方に軍配があがりそうです。

追記:2016年9月現在は、電話のオプションにパックプランができていてそれに申し込むとオプション工事費はかかりません。オプションを複数つける予定の方はパックプランに入った方がコスパが良くなります。

NURO光の主な電話オプション

オプション名 月額 工事費 内容
番号表示サービス 400円 1,000円 NTTのナンバーディスプレイ
番号通知リクエスト 200円 1,000円 NTTのナンバー・リクエスト
非通知の着信に対して番号通知をONにするよう
音声ダイアルが流れる
キャッチ電話サービス 300円 無料 NTTのキャッチホン
着信転送サービス 500円 無料 NTTのボイスワープ
かかって来た電話を指定の番号に転送する


NURO光の主な電話オプションのパックプラン

我が家では、900円でナンバーディスプレイ、キャッチホン、着信拒否、着信転送ができるパック1を選びました。

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その他 光回線で注意が必要な事

1、緊急福祉電話(シルバーホン)は利用できない
2、ビジネスフォンの一部は使用できない可能性有
3、セコムやアルゾック等のセキュリティサービスは利用可能か要確認
4、電話を2回線引けない(電話とファックスで番号を分けられない)
5、ガス検診を電話回線(アナログ)で行っている場合利用不可

上の3つで一番重要なのは福祉電話です。NURO光のひかり電話では福祉電話の利用ができません。福祉電話がつながらないと命に関わりますので、福祉電話を利用している方は今の電話回線を据え置くべきです。

次いで問題になりやすいのが3番のセキュリティー。どのセキュリティ会社も電話回線で自宅とセキュリティ会社を結んでいますが、光電話に変更すると光電話向けの装置を取り付けるか、セキュリティ会社によっては光電話に対応していない事もあります。

セキュリティを利用中の方は、契約前に必ず確認しておきましょう。セコムの場合は、光回線用の端末を取り付ける(有料)事で利用できます。

NURO光電話の解約方法

NURO光の電話サービスを解約する場合の処理は、電話番号を継続利用したいかどうかで2種類に分かれます。

電話番号を継続利用したい場合

この場合、NURO光のインターネット契約を解約する前に、NTTに連絡をしてNTTに電話番号をいったん戻す工事をする(加入権を復活させる)必要があります。

NURO光の電話を契約していて、他社に電話番号を移す(ナンバーポータビリティーする)場合は、NTTの工事が済みNTTに電話番号が移ったタイミングでNURO光のネット、電話両方の解約となります。

ただし、NURO光で発番した電話番号は、他社にナンバーポータビリティーできませんのでNURO光を解約すると消滅します。

NURO光で利用している電話番号が不要な場合

通常通りインターネット契約を解約すると電話の契約もなくなります。その際に電話番号の権利(加入権)があった場合、消滅しますので解約の際は自分の電話番号の加入権の有無は知っておきましょう。加入権の有無はNTTに問い合わせればわかります。NTT東日本:0120-116000