2015年2月から解禁された「光コラボ」の流れに乗ってみたけれど、他の光回線サービスも試してみたい…と思っている方はいませんでしょうか?実は私も同じクチでして、最近話題のNURO光が気になって乗り換えを検討しています。そこで今回はau光とNURO光を比較した上で、au光を解約してNURO光に乗り換える手順と注意点をまとめてみました。

1.au光とNURO光の比較

光回線サービスを選ぶ際に皆さんはどんなポイントを重視されるでしょうか?エリアや通信速度、月額料金やセキュリティなど重要なポイントが数々ありますが、調べてみるとau光とNURO光にはさまざまな違いがあることが分かりました。

エリア

au光は提携業者のeo光、コミュファ光と合わせて全国でサービスを展開しています(月額料金やキャンペーン等はそれぞれ異なります)。一方、NURO光は関東エリアと、2018年1月から順次拡大の東海・関西エリアと限られたエリアでのサービス提供となっています。

通信速度

au光は一般的な光回線サービスと同様、最大で上り、下りともに1Gbpsの通信速度を提供しています。一方、NURO光はGPONという独自の通信規格を採用していて下りでは最大2Gbps(上りは最大1Gbps)を実現しているため通信速度ではNURO光の方が優れています。

最大1Gbpsでも充分な通信速度といえるのですが、やはり通信速度は混雑する時間帯や重いファイルをダウンロードする時のことを考えれば早いほど良いので、より快適なのはNURO光といえるでしょう。価格コムの口コミなどを見ても、NURO光は通信速度の評判がよく、理論値に近い数値が出ることが知られています。

月額料金

au光の一般的なプランのau光・ギガ得プランは月額5,200円で、NURO光の一般的なプランのG2Vプランは月額4,743円なので月額料金もNURO光に分があります。au光もNURO光もプロバイダー料金込みでこの値段なので、どちらも安い部類であることに変わりはありません。

実際には月額料金に工事費の割賦が乗ってくるのですが、au光・NURO光ともにキャンペーンで工事費が実質的に全額割り引かれるという点では共通です。

プロバイダ

光回線の通信速度は利用するプロバイダによっても変わってきます。au光はBIGLOBEやDTI、@niftyなどさまざまなプロバイダから選ぶことができますが、NURO光はサービスを提供しているSo-netを利用することになります。

ただし、通信速度の面だけでいえばNURO光のSo-netは評判が良いのでそちらの心配をする必要はないといえるでしょう。

セキュリティ

au光では各プロバイダが提供しているセキュリティソフトを利用するのに月額300円~500円がかかります。一方、NURO光ではカスペルスキーのセキュリティソフトを無料で使うことができるのでこの分だけお得と考えることができます。

別で使っているセキュリティソフトがある方や、セキュリティーはフリーソフトで充分という方にはあまりメリットにはなりませんが、カスペルスキーは有名なセキュリティソフトですのでNURO光と契約する際に一緒に乗り換えても良いかもしれません。

スマホ、携帯電話の割引

au光・NURO光ともにネット回線と光でんわを両方契約した時にスマホ、携帯電話が1回線につき最大で2,000円割引になるサービスを提供しています。ただし、対象となるキャリアが違う点には注意が必要です。

au光「auスマートバリュー」ではauのスマホ、携帯電話が安くなり、NURO光の「おうち割光セット」ではソフトバンクのスマホ、携帯電話が安くなります。

比較してみての結論:NURO光がやや優勢

他にも違いはあるのですが、結論としてはau光とNURO光の両方にそれぞれ良いところがあるということです。通信速度や月額料金ではNURO光に軍配が上がるのですが、提供エリアの広さはau光の方が優れています。

自分が住んでいる地域でNURO光を利用できる方は光回線サービスをお得に使えるチャンスなので、乗り換えを検討してみると良いかもしれませんね。ただし、NURO光には引っ越し時に一度解約する必要があるという欠点があるので、定期的に転勤などをされる方は2年~4年の継続利用が前提となる点は知っておくと良いでしょう。

au光を解約する際の注意点は?

1、auスマートバリューがなくなる

ここから先は、実際にau光を解約してNURO光に乗り換えた際の注意点を紹介したいと思います。まず、先ほどもお話ししたようにau光でネット回線と光でんわを利用していると「auスマートバリュー」で家族全員のauスマホ、携帯電話の料金が2年間最大で1,410円~2,000円割り引かれます。

au光を解約してNURO光に乗り換えると当然ですがこの割引もなくなります。au光に合わせてキャリアもauに乗り換えたという方は損をする可能性があります。

ギガ得、2年契約の場合は解約金&工事費の残債がかかる

2年契約・3年契約の途中で解約してしまうと違約金がそれぞれ9,500円、15,000円発生してしまいます。長期間の使用を前提に月額料金が抑えられているので、このようなペナルティが設定されていると考えられます。

同じように、工事費の残債が残っている場合も解約時に一括で支払わなければならないので注意が必要です。au光の工事費は1,250円の30回払いで総額37,500円なのですが、2年契約のプランを利用している場合は工事費を支払い終えるまでに1度契約が更新されてしまうので、49ヶ月目、74ヶ月目…というタイミングで解約しないと違約金が発生してしまいます。

後ほど詳しく紹介しますが、NURO光の入会キャンペーンにはキャッシュバックもあるので、違約金を払うのを覚悟で途中で解約するのも一つの手ではあります。

乗り換える(au解約の)手順も重要です

au光でひかり電話を利用している方で、NURO光に乗り換えても同じ電話番号を使いたい(番号ポータビリティ)という方はau光からNURO光に乗り換える手順も重要になります。解約の手順を間違えてしまうと使っている電話番号が廃止される可能性があるので、注意が必要です。

まず、前提としてau光のひかり電話サービスはインターネットのオプションとして提供されているという点があります。このため、電話番号を移行する準備が整わないうちにau光を解約してしまうと電話番号も自動的に廃止されてしまいます。

NURO光の工事を余裕を持って予約する

こうならないためにも、NURO光の申し込みから工事の手続きには時間的に余裕を持って行うと良いでしょう。NURO光は申し込んでから2回の工事が完了するまで1~2ヶ月かかると言われています。

また、工事完了から電話の開通までにも1週間程度のタイムラグがあるので前述の違約金を回避したいのであれば事前に工事業者と綿密な打ち合わせをすることをおすすめします。NURO光の導入工事は2回で済みますが、住居に光回線を通すのが難しい場合には工事担当者が見積もりのために一度引き返すケースもあります。

こうなると、au光の更新月に工事が間に合わないことも考えられるので結局9,500円の違約金を支払うことになりかねません。もし、一時的にau光とNURO光を同時に契約している状態になってしまったとしても、NURO光は工事が完了した月の料金は無料ですので早めに申し込んでおくとよいでしょう。au光を解約してNURO光に乗り換える手順をまとめておきます。

    ①au光のギガ得プランの更新月の前月から月の初め位までにNURO光に申し込んでおく。
    ②NURO光の工事を予約する(この際、工事担当者と日程を綿密に打ち合わせておきましょう)。
    ③NURO光の工事が完了する。
    ④NURO光の電話回線開通が確認できてから、au光 ギガ得プランを解約する。
    ⑤au光のプロバイダを解約する。

こうすることでau光への違約金の発生を回避しつつ、ひかり電話で使っていた電話番号をNURO光に移すことができるので、以前の電話番号を変えずに済みます。

ただし、au光で新たに発行した電話番号については番号ポータビリティを利用してNURO光で使うことはできないので注意が必要です。au光からNURO光へ移せる電話番号はNTTの加入権があるものに限られます。

この際、au光の電話番号を一度NTTのアナログ回線に戻した上で再度NTTの加入権を休止し、NURO光に番号を移すという手順を踏む必要があります。詳しくはNTTのホームページに記載があるので気になる方は一度目を通してみてください。

NURO光に乗り換えるならキャンペーンを必ず活用

以上、au光からNURO光に乗り換える手順について紹介しましたが、NURO光は入会キャンペーンが充実している光回線サービスなので利用しない手はありません。

NURO光の入会キャンペーンは現在、公式サイトのものだけでも「30,000円キャッシュバックキャンペーン」や「PS4無料キャンペーン」があります。名前だけを見ても現金30,000円が貰えるキャンペーンとPS4が貰えるキャンペーンということが分かるのですが、特典はこれだけではありません。

2つのキャンペーンに共通する特典として、NURO光の導入に必要な2回の工事費を実質的に全額割り引いてくれるというものがあります。先ほども少し触れましたが、本来は工事費の割賦1,333円を30ヶ月間で40,000円(端数が繰り上がっています。)がかかります。この1,333円を毎月割り引くことで工事費の負担がゼロになる計算です。

もちろん、工事費の残債が無くなると同時にこの割引もなくなってしまうのですが、毎月ずっと基本料金の4,743円で使い続けられるので支払いのイメージも持ちやすいですね。これらのキャンペーンを利用するには特定のページからの申し込みが必要ですので、自分が申し込もうとしているサイトに該当するキャンペーンの情報が記載されているか充分に確認しておきましょう。

ちなみに、au光のキャンペーンはau光自体のキャンペーンの他にもプロバイダのキャンペーンもあるので上手く使えばお得なのですが、キャッシュバックの条件が厳しいことやプロバイダのキャンペーンとの兼ね合いも考える必要があるなど複雑になっています。一方、NURO光は公式サイトのキャンペーンでも充分お得な上に適用条件や特典が受け取れるまでの期間も分かりやすいのでユーザーにとっても利用しやすいのが特徴です。キャンペーンの面でも、au光とNURO光には違いがあるといえますね。

NURO光はどんな人におすすめ?

速度重視の使い方をする人

まず、NURO光の特筆すべき特徴はその通信速度です。公式サイトのキャンペーンでPS4を無料で配布しているだけあって、高速回線が必要なオンラインゲームとの相性は抜群です。

ゲームで遊ぶのが趣味という方はNURO光の環境を整えておいて損はないでしょう。また、ゲームでは遊ばない方でも、ネットで高画質のストリーミング動画を楽しみたいという方にはNURO光の高速通信がおすすめです。

ネットを利用していてイライラするのは何といっても回線が遅くてファイルやページをなかなか読み込まない時ですよね。NURO光ならそういったストレスからも解消されるでしょう。

料金重視の人にも向いている

そんな高速通信を月額4,743円で使えるコストパフォーマンスの高さもNURO光の特徴です。「光コラボ」の中にはとにかく料金の安さを追求したものもありますが、居住エリアや時間帯によっては1MbpsというADSL以下の通信速度しか出ないケースがあるそうです。いくら安くても、使い物にならない回線を利用したくはありませんよね。

NURO光は高品質の回線を安い料金で使えるので、満足度の高い光通信サービスとして関東エリアでは認知されています。そのため、光回線サービスもコストパフォーマンスにこだわりたい!という方にもNURO光はおすすめできるかと思います。

au光とNURO光にはそれぞれ違った特徴があり、一概にどちらがおすすめとは言えないのですが、NURO光の提供エリア内に住んでいるのであれば一度は使ってみても損はなさそうです。

現在au光を利用していてNURO光に乗り換えたい、という方は乗り換える手順やタイミングが重要です。au光でひかり電話を利用している方や、違約金を支払いたくないという方は今回の記事を参考にNURO光へ乗り換えてみるのも1つかなと思います。