NURO光(戸建てプラン)を契約するとカスペルスキーと言うセキュリティソフトが無料でついてきます。このページでは、NURO光に無料でついてくるカスペルスキーの性能を他のウイルスソフトと比較したり、そもそもセキュリティソフトってなぜ必要なのか?のような事を、インターネット初心者~中級者向けに書いていこうと思います。

セキュリティソフトが必要な理由

セキュリティソフトを入れると動作が重くなるし、本当に入れる必要があるのかと疑問に感じている人もいるでしょう。私も以前はそう感じていました。

Windouws10には、Windows Defenderというセキュリティが標準装備されていますが、ウィルス検出率がそれほど高くなく、市販されている他のウィルスソフトと比べると明らかに劣っています。ウィルスに感染するとシステムファイルを改ざんされる、個人情報が勝手に第三者に送信される、など様々な被害に合う確率が上がります。

また、現在は※フィッシングサイトが増えており、ネットショッピングでクレジットカード情報を入力したり、ネットバンクを利用するなど、個人情報をインターネット経由で入力する機会が増えています。ですので、個人情報の流出を防ぐためにもセキュリティソフトを入れることは必須だと感じます。

※フィッシングサイトとは、銀行など金融機関を装ってメールを不特定多数に送り、口座番号やパスワード等の個人情報を盗み取るサイトです。詳しくはフィッシング対策協議会のサイトを参考にしてください。

カスペルスキーの性能

カスペルスキーは50以上の機能があり、さまざまな種類のフィッシングサイトやウイルス、スパイウェア等からパソコン(個人情報)を保護する機能を持っていますので、上に書いたような被害にあう確率は激減します。実際に、カスペルスキーのいくつかの機能を上げると

  • 送受信するメールをスキャン
  • 添付ファイルのスキャン
  • ファイルに感染したウイルスを自動で駆除、隔離
  • ファイアウォール
  • 危険サイトからの保護(フィッシングサイトや、ウイルスに感染させるサイトをブロック)
  • 個人情報漏えい対策
  • Webトラッキング防止
  • 有害サイトのフィルタリング

カスペルスキーを最大5つの端末まで使う事が出来ますので、家族全員のパソコン、スマホ(タブレット)等に入れれば全員分のセキュリティができます。

子供がいる親にもカスペルスキーは向いている

子供が有害サイト(アダルトサイトや年齢制限があるゲーム、課金ゲーム等)へアクセスできなくする機能などもついています。

その他、閲覧可能なサイトを手動で打ち込みそれ以外は見られないようにしたり、パソコン、インターネットの利用時間を制限する事もできますので、子供が有害サイトを見たり、インターネットやゲームのやり過ぎを止める事ができます。

そういった機能から、日本PTA協会の推薦するセキュリティソフトにもなっているようです。

カスペルスキーの機能を他社のウイルスソフトと比較

ノートン、ウィルスバスターと比較

日本ではカスペルスキーを耳にする機会が少なく、セキュリティソフトといえば、ウィルスバスターやノートン、マカフィーが思い浮かぶと思いますので、日本で売り上げ上位のノートン、ウィルスバスターとカスペルスキーを比較してみます。

1、ウィルス対策

オーストリアの独立系テスト機関のAV-comparativesによるマルウェアの検出率の評価ではカスペルスキーが毎期最高評価を獲得。ウィルスバスターは平均値。ノートンはこのテストに不参加です。

ドイツの独立系テスト機関のAV-TEST.orgのテストではノートン、ウィルスバスター、カスペルキーはともにほぼ同じスコアですが、過去に遡ってチェックすると、平均してカスペルスキーの評価が高く、ウィルスバスター、ノートンがそれに続く形となります。

イギリスの独立系テスト機関のDennis Technology Labsのテストではノートンとカスペルスキーが毎回最高スコアを記録。ウィルスバスターは波があり、評価が低い時もありました。

ウィルス対策ではカスペルスキーはどの機関のテストでも高評価を得ています。ノートンは試験に不参加のことが多いのですが、参加している試験ではカスペルスキーと同程度の高評価、ウィルスバスターがそれに追うかたちになっていました。

3社の独立系機関の調査結果として、ウィルス検出に関してはノートン=カスペルスキー>ウィルスバスターという評価と考えていいでしょう。

2、動作の軽さ

ウィルスソフトを入れると動作が重くなることを気にする人も多いですよね。少し古いものになりますが、2014年に角川アスキー総合研究所が発表したウィルス対策ソフトパフォーマンス調査によると、以下のような結果が報告されています。

  • Windowsの起動時間とブラウザの起動時間が早いのはカスペルキー
  • HDDやメモリの使用量が少ないのはウィルスバスター
  • スキャンするときの時間は、短い順にカスペルスキー、ノートン、ウィルスバスター
  • CPU使用率は少ない順にノートン、ウィルスバスター、カスペルキー。
  • ファイル添付メールの受信時間が短いのはウィルスバスター

起動時間が短いのはカスペルスキー、HDDやメモリの使用量が少ないのはウィルスバスターという結果でした。

メモリの使用量などをチェックし公開している個人のデータを参照すると、「ウィルスバスターが一番軽い」という結果が多かったのですが、それに比較しノートンやカスペルスキーが重すぎるというわけではないようです。

3、不適切なWebサイトのブロック数

また同じ角川アスキー総合研究所の試験結果の中に、不適切なWebサイトのブロック数を調べる試験の結果も公開されていました。ここでいう不適切なサイトとは、アダルトサイトや出会い系、風俗、銃器関連、薬物、詐欺サイトなど子供に見せないほうが良いサイトです。

ブロック数が最も多かったのはノートン。次点がカスペルスキー、少なかったのがウィルスバスターという結果でした。

日本ではそれほどメジャーではないカスペルスキーですが、有名ウィルスソフトであるノートン、ウィルスバスターと比較しても、けして劣る内容ではないことが分かります。むしろ世界各国の第三者機関のテストで高評価を得ていることから分かるように、信頼のおけるソフトだといえるでしょう。

ただしiPhoneにはインストールして使うことができないため、iPhoneユーザーが多いファミリーであれば他のソフトを使うという選択肢もあります。いずれにせよ、戸建てプランで評価の高いウィルスソフトであるカスペルスキーが無料で使えるというのは、評価すべき点ではないでしょうか。

NURO光利用者の場合のカスペルスキー利用料金

戸建てタイプとマンションタイプでは料金が違う

NURO光は戸建てタイプ(7階建てまでのマンションも加入可能)とマンションタイプ(月額料金が安い)の2種類があります。

戸建てタイプであればセキュリティソフトのカスペルスキーが標準装備され、利用期間中ずっと無料で使うことができますが、マンションタイプの場合は月額500円の利用料が必要です。戸建てタイプの月額無料はともかく、月額500円というのは安いのでしょうか?

NURO光で提供されているカスペルスキーは同時にPCやスマホなど5台までインストールして使うことができます。

同じ5台版のカスペルスキーを通常購入すると、1年用で4,980円、3年版で10,325円です。期限が切れたらライセンスの更新をしなくてはいけないため、再度購入する必要があります。月額500円支払うと、1年で6,000円。マンションタイプの人はNURO光のカスペルスキーを使うよりも自分で購入したほうが安く使うことができます。