ソフトバンク光とNURO光、いずれもソフトバンクのスマホ料金をセットで割り引ける光回線なので、特にソフトバンクのスマホユーザーは関心が高いと思います。

私の場合、職業柄新しいインターネットサービスに関しては常にアンテナを張り巡らせていないといけないため、備忘録を兼ねて、光コラボレーションの中でも代表的なソフトバンク光と、私が現在利用中のNURO光を4つのポイントから比較していこうと思います。

目次

ソフトバンク光 VS NURO光 スペック比較表

キャリア契約手数料工事費月額料金速度
(下り最大)
契約年数キャンペーン
NURO光3,000円実質無料4,743円2Gbps2年35,000円
キャッシュバック
ソフトバンク光
(新規)
3,000円24,000円5,200円1Gbps2年
ソフトバンク
(転用)
3,000円工事不要5,200円1Gbps2年

表を見る限りですと、工事費を含めた利用料金、スピード、キャンペーンの充実度のどれをとってもNURO光の完勝です。以下で、速度、料金、キャンペーン、その他の要素を細かく比較してみます。

1、速度の比較

1-1 カタログ上の速度はNURO光の方が早い

公表している速度はダウンロードがそれぞれ、NURO光が2Gbps、ソフトバンク光が1Gbpsですから2倍の速度差があります。もちろんこれはベストエフォート値ですからこの速度は出ません。

実際の速度に関しては、スピードテストサービスを提供している「RBB SPEED TEST」が毎年行うRBB SPEED TEST AWARDが参考になります。この数値は1年間にスピードテストをした人全員の平均値を公表しており、恣意性がなく信ぴょう性が高いデータです。

1-2  実際のデータではどちらが速いのか?

『RBB SPEED AWARD 』は、通信速度測定サービス「RBB SPEED TEST」のユーザーが1年間に測定したデータを集計し、地域や接続方法ごとに実測値の平均が速かったサービスを発表しています。2018年に発表された最新のデータ(対象期間:2017年1月1日~12月31日)で比較してみました。

<地域別 固定回線の速度>

この表を見ると、NURO光は関東エリアで1位になっているのに対し、ソフトバンク光はどの地域にも名前がありません。ソフトバンク光は全国展開していますので、どのエリアでもソフトバンク光よりも早い回線がある事になります。

対して、NURO光は2017年の段階では関東のみ利用可能でした。関東では最速値の451Mbpsを出しており、この数値は全国でも最も早いです。このデータから実測値でもNUROの方が早い事がわかります。

※NURO光は2018年より関西2府3県、東海4県にサービスエリアが広がっています。

1-3 ソフトバンク光の速度に関する評判は良くない

価格コムや、その他の口コミサイトを見るとソフトバンク光のスピードに関する評判ははっきり言って悪いです。

ソフトバンクのネット回線は、Yahoo BB(ADSL)に始まり、モバイルルーターなどSoftBankの提供するインターネット回線は正直質が低いという印象を私個人も持っています。実際、それらのサービスではクレームと言えるトラブルが頻発していました。

同じフレッツ光の回線(インフラ)を使っていても、光コラボ事業者(ソフトバンクなど)によってはインフラが整っておらず、フレッツ光よりも速度が出なかったり、ネットの安定度が低い(急に速度が落ちたり動画のダウンロードに規制が入る)などの事があるのも事実です。OCNが過去にYoutubeを速度制限の対象にしていた事を覚えている方もいると思います。

対してNURO光は私が現在使っていますが、速度、PING値とも全く問題を感じませんし、個人的には以前使っていたauひかりやJ:COMより速いです。NURO光は遅いのか?NURO光の速度に関する評判を集めました

2、料金の比較

2-1 戸建ての料金

キャリア契約手数料導入工事費月額料金キャッシュバック2年間合計
NURO光3,000円実質無料4,743円35,000円81,832円
ソフトバンク光
(新規)
3,000円実質無料5,200円10,000円122,700円
ソフトバンク光
(転用)
3,000円24,000円5,200円

NURO光、ソフトバンク光ともに利用料金は契約手数料+導入工事費+毎月の月額×24ヶ月分(最低利用期間)-キャンペーン特典で決まります。

それぞれ最低利用期間の24ヶ月を使った時の合計料金をキャッシュバックを含まずに出すと以下の通りです。

  • NURO光:3,000円(契約手数料)+0円(導入工事費)+24ヶ月×4,743円=116,808円
  • ソフトバンク光:3,000円(事務手数料)+24,000円(導入工事費)+24ヶ月×5,200円=151,80円

2年間使った時の合計料金は約35,000円、NURO光の方が安くなります。さらにNURO光ではWEB(NURO光公式サイト)から申し込んだ場合、3万円のキャッシュバックがありますのでそれも合わせると6万円以上の差がつきます。

ソフトバンクも新規であればキャッシュバック等がつきますが、NURO光の35,000円を超えるものではありません。ソフトバンク光の2つのキャンペーン

2-2 マンションの料金

2-3 導入工事費

NURO光の導入工事費は40,000円ですが、後述するキャンペーンを使う事で無料にできます。ソフトバンク光はフレッツ光からの転用の場合は、工事自体が不要なので無料。新規契約の場合は、24,000円です。

この24,000円は、初月6,000円+1,150円×24ヶ月の分割払いか、一括払いを選べます。

2-4 スマホセット割(おうち割光セット)について

ソフトバンク携帯/スマホを利用しており、自宅のインターネットをソフトバンク光にしている場合、スマホセット割(お家割光セット)の適用を受けられます。

ソフトバンク光の場合、「永年」割引を受けられ、毎月1,000円(データ定額 50GB/50GBプラス/20GB/5GBなど)がスマホ料金から引かれます。データ定額ミニ2GB/1GBなどのプランを契約している場合は月々500円の割引に減額されるので注意が必要です。ソフトバンクのスマホセット割2種類の詳細

3、キャンペーンの比較

結論から言うとキャンペーン特典はNURO光の方が選択肢も多く、コストを考えても質がいいです。

3-1 NURO光のキャンペーン

NURO光は4つのキャンペーンを行っており、その中からひとつを選ぶことができます。関東と関西でキャンペーンの差はありません。

  • キャッシュバックキャンペーン(35,000円のキャッシュバック)
  • 月額割引キャンペーン(1年間、月額基本料が割引になる)
  • ワンコインキャンペーン(3か月間500円で体験できる)
  • PS4プレゼントキャンペーン

※参考:

上記4つのどのキャンペーンを選んでも下記の特典は共通です。

  • 導入工事費が実質無料(費用相当分が割引になる)
  • セキュリティソフト(カスペルスキー)10台まで無料
  • 設定サポート無料

3-2 ソフトバンク光のキャンペーン

2018年9月現在、ソフトバンク光では2つのキャンペーンを実施しています。

1つ目は「ハッピーオータム2万円キャンペーン2018」

このキャンペーンは、所定の条件を満たせば2万円のキャッシュバックを受けられるというもの。条件を見ていきましょう。

  • キャンペーン期間中(9月11日~11月19日)にソフトバンク光を申し込む
  • 以下のサービスのいずれかを12月3日までに申し込むこと
  • A)ソフトバンクの携帯電話・タブレットなど対象端末を「予約」する
    B)ソフトバンクまたはワイモバイルの携帯電話などで対象の手続きをすること
    「新規契約・機種変更・プラン/オプション追加変更・住所変更など」

上記2つの条件を満たした場合にのみ2万円のキャッシュバックを受けられます。2万円のキャッシュバックは郵便為替で送られてきます。郵便局に行き換金しましょう。

なお、課金開始月の5カ月目末日までに、「サービスを解約している場合」や「サービス料金が支払われていない場合」、「支払い方法が決定していない場合」はキャッシュバックの対象外になるので注意してください。

2つ目のキャンペーンは「SoftBankあんしん乗り換えキャンペーン」

これは他社から乗り換えた場合に発生する他社違約金・設備撤去工事費を「満額還元してくれる」というもの。適用を受けるには以下の条件を満たす必要があります。

  • ソフトバンク光を申し込んだ時点で他社固定ブロードバンド回線またはモバイルブロードバンド回線を利用していること
  • 課金開始月5カ月目の末日までに、※他社サービス解約時に発生した費用を証明できる書類を提出していること

※他社サービス解約時に発生する違約金・撤去費用の金額が確認できる証明書のコピーでOKです(課金開始月から5ヶ月目末日まで必着)
上の条件を1つでも満たせないと6ヶ月目から工事費の請求が始まります。

特に、ソフトバンク指定の証明書の提出は期限が決まっており、また、内容も複雑でHPを見ただけでは難しいので、コールセンターに電話して聞きながら書類を準備した方が確実だと感じました。

また、「キャッシュバック合計額は10万円を上限」とし、「モバイルブロードバンド端末代金の残債は42,000円を上限」とされるので注意してください。

4、その他のサービスの比較

4-1  テレビサービス

ソフトバンク光

ソフトバンク光契約者はスカパーと契約すれば地デジ・BSが見る事ができます。利用料は月々660円(テレビサービス利用料450円+スカパー施設利用料210円)が発生。もしスカパーのチャンネルを追加する場合は月々660円+チャンネル利用料が発生します。

スカパーを契約する場合は、別途アンテナ工事が必要です。

NURO光

NURO光はフレッツ光が提供元の、「ひかりTV for NURO」と言うサービスを使えば月額はかかりますが、、地デジ、BS、CSの全てを見る事ができます。アンテナ工事は不要です。たたし、関西・東海エリアではまだこのサービスが使えません。ひかりTV for NUROのメリット・デメリットと地デジ対策を最安値でする方法

4-2 ひかり電話について

ソフトバンク光、NURO光共にひかり電話をつけられますが、月額は関東ですとどちらも500円です。NURO光の関西、東海エリアは300円です。通話料は同じです。

NURO光のひかり電話はソフトバンクの電話網を使っていますので、料金体系やソフトバンクのスマホとのセット割も同じ割引金額で使えます。また、今使っている番号をひかり電話で使う(ナンバーポータビリティする)ためには、一度NTTに戻す手続きが必要です。

ソフトバンク光とNURO光 どちらを選ぶべきか?

NURO光と比べてソフトバンク光を契約するメリットはない

NURO光とソフトバンク光を比べた際にソフトバンク光が上回るポイントは私が調べた限り1つもありません。具体的には、利用料金、スピード、サポート対応、申し込み時のキャンペーン、利用者の評判等です。

ソフトバンク光の最大の武器であるスマート割引も、上述したとおりNURO光でも適用ができます(NURO光の方が500円安く適用可能)ですので、特にソフトバンクユーザーの方は、NURO光が使える地域であればNURO光を選んだ方が得策です。

NURO光がサービスエリア外の場合は

NURO光が利用可能でない地域の方はソフトバンク光を選ぶといいでしょう。とはならず、ソフトバンク光を選ぶのであれば本家のフレッツ光や、au光、その他の光コラボレーション事業者が提供する光回線サービスを使った方がいいのかなと思います。

ソフトバンク光を選んで唯一メリットが出るパターンは、例えば家族3人全員ソフトバンクのスマホのパケットプランを契約している場合などです。この場合は、スマート割引で毎月のスマホ料金が最大1人2,000円×3人=6,000円値引きとなり、ソフトバンク光は実質無料で使える事になるため料金的にはメリットがでます。

ちなみにスマホとのセット割は

  • ドコモ⇒ドコモ光、フレッツ光
  • au⇒auひかり、J:COM等のケーブルテレビ

が対応しています。

ソフトバンク光を契約する前に注意すべき点

1、ソフトバンク光の光電話の電話番号は他社に移せない(MNPできない)
2、サポートの電話が絶望的につながらない or 対応が雑
3、おうち割 光セット適用にオプション契約が必要
※MNPとは、他の事業者(ネットサービスや電話サービス)に移った際に同じ電話番号を使う事です。

最も怖いのが1番目のソフトバンク光を解約した際に電話番号を移せない(MNPができない)事でしょう。

具体的にはどういう事かと言うと、
例えばフレッツ光の光電話で使っていた電話番号をソフトバンク光の電話でも使う(MNP)。ソフトバンク光を解約して次のインターネットを契約した時に、電話番号がソフトバンク光から次のネット回線に移せず電話番号消滅となります。

対するNURO光はMNPもできますし、NURO光を退会した際に他のサービスでも同じ番号を使えます。MNP(電話番号の移行)の具体的な方法や、NURO光にMNPするメリットデメリット等は以下の記事にまとめています。

2番のコールセンター(サポート対応)に関してはSoftBankのネット回線なり、スマホを利用したことがある方は誰もが知っている事だと思います。

1.ソフトバンク光の料金と工事費

ここから先はソフトバンク光を利用している方に寄稿してもらいました。ソフトバンク光の導入を考えている方の参考になると思います。

まずソフトバンク光の料金について見ていきます。

・戸建住宅:5,200円
・集合住宅:3,800円
※自動更新ありプラン(2年間)に申し込んだ場合

月々、上記の費用が発生します。なお、後述するソフトバンク光テレビに加入する場合に限り、契約期間を5年間に延長できます。契約期間を5年にする場合、以下の料金へ割引されます。

・戸建住宅:4,700円
・集合住宅:設定なし

このように5年間ソフトバンク光を契約することを約束すると、月々の料金を安く抑えられます。しかし戸建住宅のみのプランです。集合住宅には適用されません。もし、契約期間中に解約した場合は所定の解除料(2年プラン:9,500円、5年プラン:15,000円)が発生するので注意が必要です。

工事費について

工事にあたって所定の工事費が発生します。

  • フレッツ光ネクスト利用中:工事不要
  • 戸建住宅:24,000円
  • 集合住宅(設備未導入):24,000円
  • 集合住宅(設備導入済):2,000円

現在、フレッツ光ネクストを利用していてソフトバンク光に乗り換える場合、同じ設備を使うため追加工事を行う必要はありません。

つぎに戸建住宅・集合住宅(設備未導入)の場合、工事費が24,000円発生します。工事には立ち合いが必要(所要時間1時間程度)ですので、スケジュールを空けておきましょう。最後に設備導入済の集合住宅への工事ですが、こちらは立ち合い不要で2,000円です。

工事費用はソフトバンク光解約時に残債がある場合、一括で精算されます。また、土日休日に工事を行う場合は、「土日休日工事割増金」として別途3,000円が発生します。また工事費は分割で請求されます。分割は「24回・36回・48回・60回」の中から選べるので、お財布と相談しながら決めると良いでしょう。

ソフトバンク光の解約方法

ソフトバンク光を解約する場合、サポートセンターに対し解約したい旨を「電話」で連絡する必要があります。電話をする前に、いくつか準備をしておきましょう。

・解除料の有無を確認
・撤去工事の希望日を決める

1つ目の準備 解除料の有無の確認

ソフトバンク光は、自動更新あり(2年/5年)となしで解約違約金の額が変わります。自動更新あり(2年)の場合、違約金は9,500円、自動更新あり(5年)の場合は15,000円、自動更新なしの場合は0円が発生します。なお、契約満了月に解約した場合、解除料はかかりません。

2つ目は撤去工事の希望日を決める

こと。ソフトバンク光を解約するにあたり、専用の機器などを撤去する工事を行う必要があります。立ち合いが可能な場合は、希望する日を3つ用意しておきましょう。

もし、転居済みなどで立ち合いが困難な場合はサポートセンターにその旨を伝えてください。戸建て(自己所有)であれば、単に相談すれば良いのですが、戸建て(賃貸)や集合住宅の場合、管理会社名・連絡先・担当者名が必要です。もし、分からない場合は自身で上記の情報を集めてソフトバンク光に伝えなければなりません。

2つの準備を確認してソフトバンク光へ電話

これらの準備が終わったら、ソフトバンク光のサポートセンターに電話しましょう。電話番号は「186+0800-111-2009」です。通話料は無料、午前10時から午後7時まで受け付けています。解約手続きは「希望する日の6日前」が締め切りです。それを過ぎてしまうと、解約希望日に解約できないので注意しましょう。

電話で解約手続きが終わった後、「解約希望日から14日以内」に機器を返却しなければなりません。ソフトバンクより貸し出した機器はソフトバンクへ、NTTから借りている機器はNTTにそれぞれ返却しましょう。

もし返却しなかった場合や破損していた場合は、別途、違約金や修理交換料金が発生しますので注意してください。

NURO光は申し込み先によってキャンペーンが違う

NURO光は公式サイト以外の代理店からも申し込む事ができます。

代理店複数社あり、どこから申し込むかで5万円以上の差が出ますが、申し込み先ごとにキャッシュバック全額の受取条件条件や受取時期が違います。

キャッシュバック金額だけで申し込み先を決めてに契約をすると、大きな失敗につながる事があるため、各申し込み先のキャッシュバック金額と受取条件等は契約前に必ず確認するように私はしています。

NURO光 申し込み先別のキャンペーン&受取条件一覧表